【中継】輪島朝市できょうも一斉捜索 能登半島地震
能登半島地震の発生から12日目。石川県では、これまでに、215人が亡くなり、28人の安否が分かっていません。大規模な火災が起きた輪島朝市では、12日も、550人を超える態勢で一斉捜索が行われました。中継です。
辺り一面が焼け焦げた、観光名所の朝市通り周辺での一斉捜索は、12日で4日目となっています。
12日は態勢を増やし、警察、消防、自衛隊ら550人以上で、安否が分かっていない方の捜索が、つい先ほどまで続けられていました。
元日の地震で、観光名所の朝市通りでは大規模な火災が発生し、店舗や住宅などおよそ200棟が全焼、国土地理院によりますと、およそ4万8000平方メートルが焼失したとみられています。
石川県警などの一斉捜索は、3日前、150人態勢で始まりましたが、4日目の12日は、さらに態勢を増やし、警察や消防、自衛隊が550人を超える規模で捜索を行いました。
石川県によりますと、能登半島地震で、12日午後2時までに、215人が亡くなり、28人の安否が分かっていませんが、輪島市が、その大半の22人で、最多となっています。
10日の捜索では、性別不明の1人の遺体が見つかったほか、これまでに、現場ではブルーシートがかけられ、何かが運び出される様子が複数回確認されています。
石川県などは、13日まで一斉捜索を続け、被害の全容把握を進めたいとしています。