両陛下 インドネシアから帰国へ 即位後初めての国際親善訪問を終えて
天皇皇后両陛下は、先週17日(土)からの1週間のインドネシア訪問を終え、ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ空港から政府専用機で帰国の途につかれます。
現地時間は午前11時過ぎです。両陛下はインドネシアの閣僚や駐日インドネシア大使夫妻、日本の駐インドネシア大使夫妻らの見送りを受けられています。
宮内庁によりますと両陛下は、出発に先立ち、23日の「沖縄慰霊の日」にあたって、日本時間の正午に黙とうをささげられたということです。
今回のインドネシア訪問は天皇皇后両陛下にとって即位後初めての国際親善訪問で、また療養が続いている皇后雅子さまにとっては21年ぶりの親善訪問となりました。
両陛下は、首都ジャカルタで、歓迎式典やジョコ大統領夫妻との面会など一連の公式行事やカリバタ英雄墓地での供花に臨まれたほか、天皇陛下は、お一人でライフワークである水問題に関する施設の訪問や古都ジョグジャカルタ訪問なども行われました。
また皇后さまも当初出席しない方向で調整されていた現地の大学や高校への訪問に急きょ同行されるなど、両陛下は積極的にインドネシアの人々との親善交流を行われました。
天皇皇后両陛下は23日夜、羽田空港に到着される予定です。