東日本大震災から13年…「がんばろう!石巻」復興祈念公園で追悼の祈り
東日本大震災から13年。1万5900人が亡くなり、関連して亡くなった方も3802人と新たに10人増えました。宮城県石巻市からミヤギテレビ・岡崎大知アナウンサーの報告です。
東日本大震災から13年、宮城県内各地の海岸では、日の出とともに祈りをささげる人たちの姿が見られました。
同級生と親戚を亡くした女性「当たり前の日が突然なくなってしまった日。一生忘れられない日です」
11日午前、南三陸町の海岸線では、県警による捜索が行われ、行方不明者の手がかりを捜しました。宮城県内では震災関連死も含めて1万476人が犠牲となり、1213人が行方不明となっています。
午後からは最大の犠牲者が出た石巻市のほか、仙台市、東松島市で追悼行事が行われます。
私のうしろにある「がんばろう!石巻」の看板は震災から1か月後、被災した人々を励まそうと設置されたものです。その後、この場所の周辺は復興祈念公園として整備されました。
11日は犠牲になった方々を追悼する約4000個の灯籠が並べられ、夜まで祈りがささげられることになっています。