“死と隣り合わせ”の暑さ 熱中症か…都内で高齢者の死亡が相次ぐ 部活動の時間短縮を決めた中学校も
一歩間違えれば、“死と隣り合わせ”の暑さが続いています。
埼玉・熊谷市では31日、最高気温39.2℃を観測し、8日連続で35℃以上の「猛暑日」となりました。こうした中、熊谷市にある病院では、熱中症で搬送される人以外に、この暑さで無理をして持病が悪化し入院する人が増えているといいます。そのため、160あるベッドがほぼすべて埋まり、医療体制が圧迫される事態に陥っていました。
東京都心も8日連続の猛暑日になりました。部活動を午前中いっぱいで切り上げることにした私立中学校も。背景にあるのは、山形・米沢市で28日、部活から帰宅途中の女子中学生が、熱中症の疑いで病院に搬送され死亡した事故です。“ひとごと”ではないと、とらえたということです。
一方、都内では週末、熱中症とみられる高齢者の死亡が相次ぎました。30日午後、東村山市で「異臭がしてハエが多数飛んでいる」という近所からの通報を受け、警察が駆けつけたところ、70代くらいの男女が寝室のベッドの上で倒れているのを発見しました。
※詳しくは動画をご覧ください。(7月31日放送『news every.』より)