ファイザー製ワクチンの5歳から11歳の3回目接種を了承 厚労省 きょうにも正式承認の見通し
新型コロナウイルスに感染する前の発症予防と感染後の治療、両方に使える、アストラゼネカの注射薬について、厚生労働省の専門部会は国内での製造販売の特例承認を了承しました。
イギリスの製薬大手、アストラゼネカが開発した新型コロナの注射薬「エバシェルド」について、厚労省の専門部会は、29日、特例承認することを了承しました。
この薬は、ウイルスを抑える抗体のうち2つを混ぜて投与する注射薬で、感染後の重症化を防ぐほか、予防目的で投与し、発症を抑える効果もあるということです。
重症化リスクのある人が感染した場合やワクチン接種が出来ず免疫を得ることが出来ない免疫不全の人などの予防投与として用いられる予定です。
また、ファイザー製のワクチンについて5歳から11歳の3回目の接種への使用を承認することも了承されました。早ければ30日にも正式承認される見通しです。