世界の人口が70億人突破 1位は中国
31日、世界の人口が70億人を突破した。国連人口基金は、31日に生まれた子供は全て70億人目と認定する。
国連人口基金は31日、世界の人口が70億人を突破することを発表した。12年間で10億人が増加したことになる。世界人口白書によると、人口推計を国別に見ると、1位が中国で13億4800万人、2位はインドの12億4200万人だが、21年の時点でインドの人口が14億人に達し、中国を抜いて世界一になるとの見通しが示された。日本の人口は現在、1億2700万人で10位だが、50年の時点では1億900万人に減り、16位に落ち込むとみられている。
フィリピンでは、31日朝に生まれた子供に、70億人を表す「7B」と書かれたバースデーケーキが贈られ、家族らの祝福を受けた。
東京・葛飾区の病院では、母親が70億人目の子供の出産に臨んでいる。
国連人口基金の東京事務所は、31日に生まれた子供は、家族の申請があれば70億人目の子供の認定証を発行するという。