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宗教起因の虐待被害防止へ法改正を “2世”団体が7万人の署名提出

2022年9月28日 17:44
宗教起因の虐待被害防止へ法改正を “2世”団体が7万人の署名提出

いわゆる「宗教2世」の団体が宗教に起因する虐待被害防止に向けた法改正などを求め、およそ7万人の署名を厚生労働省などに提出しました。

「宗教2世」が抱える問題などに取り組み、自身もいわゆる統一教会の信者を親に持つ高橋みゆきさん(仮名)は宗教活動における虐待被害防止のための法改正などを求め、オンライン上で集めた7万人の署名と要望書を28日、厚労省や文科省などに提出しました。

要望書では、信仰から発生する児童虐待への適切な対処や、全国の小・中・高校における被害実態調査の実施を求めると共に、被害を自発的に訴えることができない子どもに対する支援や相談機関の整備などを求めました。

高橋みゆきさん(仮名)「選択肢のない子どもが物心のついた時には劣悪な環境におかれているというのが非常に深刻な問題」

高橋さんは、2世の抱える問題について周知をしていくと共に、具体的な対策案を求めて今後も活動していきたいとしています。