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日航機墜落事故から29年 遺族ら慰霊登山

2014年8月12日 11:19
日航機墜落事故から29年 遺族ら慰霊登山

 520人が犠牲となった日航機墜落事故から12日で29年となり、墜落現場となった群馬県の「御巣鷹の尾根」では、遺族らが慰霊登山に訪れている。

 1985年8月12日、羽田発大阪行きの日本航空123便が墜落し、乗客・乗員520人が亡くなった。事故から12日で29年となり、墜落現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」では、朝早くから遺族らが慰霊登山に訪れている。12日は朝から強い雨が降り続き、道がぬかるむ中、墜落現場を目指している。

 遺族「体力的にも限界ですので、上まで無事に着けばいいなと思う」「このところ飛行機の事故とか他にもあるので、心配している」

 遺族らは、犠牲者の名前が書かれた墓標に手を合わせたり言葉をかけたりして冥福を祈っていた。

 12日夕方には現場近くで慰霊式が開かれ、墜落時刻の午後6時56分に手を合わせて黙とうをささげることになっている。