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研究用原子炉施設で汚染水漏れ 大洗町

2014年9月12日 10:46
研究用原子炉施設で汚染水漏れ 大洗町

 11日、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で、微量の放射性物質を含んだ汚染水が漏れているのが見つかった。これまでのところ、被ばくした人はいないという。

 原子力機構によると、11日午前10時過ぎ、大洗町の原子力機構大洗研究開発センターにある研究炉「JMTR」の冷却水を浄化する処理施設の建物で、床に水たまりがあるのが見つかった。水の量は66リットルとみられ、この中から微量の放射性物質が検出されたという。

 これまでのところ、被ばくした人はおらず、外部の環境への影響もないという。原子力機構が原因を調べている。