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肌が「まだら」に…被害女性らカネボウ提訴

2014年12月1日 15:20
肌が「まだら」に…被害女性らカネボウ提訴

 カネボウの美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑」の被害を受けたとして東海地方の女性らが1日、カネボウに対し、約1億9000万円の損害賠償を求める訴えを起こした。

 訴えを起こしたのは愛知県に住む70歳代の女性ら14人。訴えによると、女性らはカネボウの美白化粧品を使用し、顔や手などの肌がまだらに白くなる「白斑」の被害を受けたとして、カネボウを相手取り、約1億9000万円の損害賠償を求めている。

 弁護団によると、白斑被害をめぐってはこれまでに静岡や広島の被害者らが集団提訴しているほか、1日に愛知のほか京都の各弁護団がカネボウを提訴した。

 会見で原告の女性は「一刻も早い対応を望みます」と話している。一方、提訴を受けたカネボウは取材に対し「訴状を確認していないのでコメントは差し控えたい」としている。