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インフルエンザ 全国で流行シーズンに入る

2014年12月5日 13:42
インフルエンザ 全国で流行シーズンに入る

 インフルエンザの患者が全国的に増え、厚生労働省は、全国的にインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。

 厚労省によると、インフルエンザの患者は全国的に増え、先月30日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり1.9人となり、流行開始の目安となる「1人」を上回った。このため、厚労省は、全国でインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。流行の開始は去年よりは3週間早いものの、平年並みとしている。

 ウイルスの種類は、高齢者が肺炎になり重症化しやすいA香港型が最も多く検出されている。しかし、昨シーズンも1月以降、別の型が主流に変わったことから、厚労省は、予防策は同じだとして、ワクチンの接種や手洗いの徹底などを呼びかけている。