乱気流で緊急着陸 運輸安全委員会が調査
16日、韓国からアメリカに向かっていたアメリカン航空の旅客機が乱気流に巻き込まれた事故で、国土交通省の運輸安全委員会は17日、事故調査官を派遣して調査に乗り出した。
この事故は16日夜、韓国の仁川からアメリカのダラスに向かっていたアメリカン航空280便が乱気流に巻き込まれ、17日未明、成田空港に緊急着陸したもの。乗客・乗員合わせて255人のうち、乗客1人が首の骨を折るなど、12人がケガをした。
これを受け、運輸安全委員会は17日、事故調査官3人を成田空港に派遣し、ケガをした乗客や乗務員に当時の状況について話を聞いた。機長は、「10分ほど激しく揺れた」と話しており、運輸安全委員会はフライトレコーダーなどを回収し、原因を調べることにしている。