自転車“危険”罰則強化 酒酔いやスマホも
違反を繰り返すと講習を受けることが義務づけられる自転車の危険行為について、政府は20日、14項目の行為を具体的に取り決めた。
これまでは、自転車で危険な運転をした者に対しては警察官が指導や警告をし、従わない場合は交通違反切符が交付されていた。さらに2013年6月に改正された道路交通法で、危険行為を繰り返した場合は安全講習を受けることが新たに義務づけられ、20日、具体的に14の危険行為を定める施行令が閣議決定されたもの。
具体的には、信号無視や酒酔い運転等の行為で、スマートフォンなどを使用していて事故を起こした場合も対象。3年間に2回以上摘発された場合には、3時間の講習が義務づけられるということで、今年6月1日から施行される。