×

中間貯蔵施設予定地で工事始まる 福島

2015年2月3日 20:38
中間貯蔵施設予定地で工事始まる 福島

 福島県の大熊町と双葉町で、除染で出た土などの廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設予定地で工事が始まった。

 工事が始まったのは除染で出た土などの廃棄物を一時的に保管する「保管場」という施設で、大熊町と双葉町の工業団地に、それぞれ3万平方メートルずつ整備される。廃棄物は県内各地に仮置きされている状態で、環境省は、来月11日までに試験的な搬入を始めたいとしているが、搬入には、地元と安全協定を結ぶことなどが条件になっている。また、中間貯蔵施設本体の用地交渉は進んでおらず、工事が予定通りに進むかどうかは不透明。