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インフル患者数減少も子ども中心に流行続く

2015年2月6日 20:46

 インフルエンザの患者数は前週よりも減少しているが、依然、子どもたちを中心に流行が続いている。

 国立感染症研究所によると、今月1日までの1週間でインフルエンザで受診した人は1医療機関あたり29.11人で、前週の39.42人より減少した。推計される全国の患者数は約135万人で、前週の約192万人よりも60万人近く減った。患者の年齢別では5歳から14歳が全体の4割近くを占め、重症化して入院した人では、80歳以上が約4割となっている。

 流行のピークは過ぎたとみられるが、依然、子どもを中心に患者数が多い状態が続いているため、厚労省は手洗いの徹底などを呼びかけている。