【台風11号】九州北部 5日夜にも「線状降水帯」発生か…大雨災害の危険度高まる
大型で強い台風11号が九州に接近し、長崎県は現在、全域が強風域に入っています。
長崎県内で5日に予想されている最大瞬間風速は陸上で35メートルとなっています。6日は50メートルと、さらに強くなる見込みです。
また、九州北部では5日夜から6日午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるということです。
現在、五島市や対馬市など離島を中心に警戒レベル4にあたる「避難指示」が、その他の地域にも警戒レベル3の「高齢者等避難」が出ています。
五島市は午前10時から随時、避難所を開設。40か所が開設されていて、午後4時現在、276世帯401人が避難していました。
気象台によりますと、長崎県内は一部が今後、風速25メートル以上の暴風域に入る見込みで、厳重な警戒が必要です。