2月の有効求人倍率 約23年ぶり高水準
厚生労働省によると、2月の有効求人倍率は1.15倍で前の月から0.01ポイント改善し、22年11か月ぶりの高い水準となった。
厚生労働省によると、仕事を求めている人1人に対し企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、2月は1.15倍と、今年1月から0.01ポイント改善した。これは22年11か月ぶりの高い水準で、16か月連続で「1倍」以上になっている。求人の数は5か月連続で増加していて、特に医療・福祉、卸売り小売業などの分野で増えている。
厚生労働省は、有効求人倍率について「求人意欲が旺盛で求職者が就職して減っていくので、このままいけば高い水準で維持できるのではないか」と分析している。