3回目接種“12歳以上”で「現場混乱」
全国知事会会長の平井・鳥取県知事は後藤厚生労働大臣と意見交換し、新型コロナワクチンの3回目接種の対象を「12歳から17歳」の子どもにも広げることについて、「現場は混乱している」と述べました。
全国知事会・平井知事「(12歳から17歳の)子どもたちの追加接種をどうしたらいいかというので、いま現場が混乱しております。厚労省としてご手配をお願いを申し上げたいと思います」
全国知事会の平井・鳥取県知事は、後藤厚労大臣に対し、現在18歳以上が対象となっている新型コロナワクチンの3回目接種について、厚労省が早ければ来月にも「12歳から17歳」も対象にするとしたことについて触れました。
平井知事は、厚労省が、これらの子どもにはファイザー製ワクチンのみを使うとしているが、ファイザー製のワクチンが不足していると述べたほか、開始時期が明確でなく、接種券を送付しにくいことなどをあげ実現可能な対応をしてほしいと要望しました。
一方、後藤大臣は、5歳から11歳の子どもへの1、2回目接種の推進などに、より一層の協力を求めました。