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野党“高齢者接種”めぐり追及 衆院・予算委

2022年2月21日 14:49
野党“高齢者接種”めぐり追及 衆院・予算委

新型コロナワクチンの3回目接種をめぐり野党側が政府の対応を追及しています。野党側は高齢者への接種が遅れているとして、岸田首相に対しいつまでに接種を終えるのか目標を示すべきだとただしました。

立憲民主党・大串博志議員「ワクチン接種はなぜ迅速に進まないか、それは総理が本気じゃないからですよ。総理が本気だったらこの目標たててください。1日100万人というような低い目標でなくて、何月何日までに高齢者の接種 3746万人を終わらせるという、そういう目標を背水の陣で立てて実行していただきたい」

岸田首相「ワクチンの量を確保し、接種の体制を整え、接種券も6100万人送付をさせていただきました。広報等を、徹底することによって、対象者の方々に、接種会場に足を運んでいただくよう、しっかりと努力をしていきたい」

また、野党側は「病床を確保しているというならなぜ、救急搬送が困難になった件数が週に5740件もあるのか」とただしました。

これに対し後藤厚生労働大臣は「コロナ病床を大きく確保する中で一般病床も厳しくなっている」と説明しました。

岸田首相は「救急搬送等で混乱が生じていることについてはしっかり受けとめなければならない」とした上で「コロナ病床にコロナ以外の患者を受け入れるなど様々な対応を行っている」と述べました。