復興願って夏祭り「石崎奉燈祭」 石川・七尾市
能登半島地震で被災した石川県七尾市で、恒例の夏祭り「石崎奉燈祭」が規模を縮小しながらも開催されました。
能登を代表する祭りのひとつ、七尾市の「石崎奉燈祭」。男性たちが高さ十数メートル、重さ2トンほどある大きな「奉燈」を担いで乱舞します。
ことしは、元日の地震の影響で住宅の被害が多かった地区が参加を断念したり、奉燈の巡行する場所を限定するなど、規模を縮小しての開催となりました。それでも威勢のいい掛け声が響き、町が活気にあふれます。
地元の祭り関係者
「最初は(祭りの開催に)反対の声が多かったんですけど、能登の復興を考えたら僕たちが立ち上がって、こんだけ元気なんやぞって全国に見せつけてやりたい」
ことしは復興への思いも込めた祭りとなりました。