東京都の舛添知事が２０２０年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、来年度から都営バスに導入を目指している燃料電池バスに２４日に試乗した。

　燃料電池バスは、水素エネルギーを活用して走り、走行中に二酸化炭素を出さない環境に配慮したバスで、全国で、まだ実用化されていない。舛添知事は２４日、この燃料電池バスに試乗した。東京都は、来年度から燃料電池バスを都営バスへの導入を目指している。

　舛添知事「環境と調和した街にするということで、一番素晴らしい交通体系と交通手段をもった街が東京だということの証しになると思ってます」

　東京都は２７日から、オリンピックの競技会場が多く集まる晴海地区などで走行実験を行うことにしていて、２０２０年までに１００台以上の燃料電池バスを導入したい考え。