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捜索再開を前に避難シェルター設置 御嶽山

2015年7月26日 1:21
捜索再開を前に避難シェルター設置 御嶽山

 57人が死亡し、6人が行方不明となっている御嶽山の噴火で、長野県と岐阜県の災害対策本部は29日から予定している捜索再開を前に隊員が避難するためのシェルターを山頂付近に設置した。

 臨時ヘリポートになっている長野県王滝村のスキー場には25日午前6時に自衛隊の大型ヘリコプターが到着し、シェルター4基分の資材と、警察や消防などの隊員を乗せて御嶽山へ向かった。今も火山灰に覆われている山頂付近では、隊員が4か所に分かれて設置作業を行った。シェルターは高さ1.8メートル、奥行き4メートルで、捜索隊員の避難場所として一ノ池周辺に設置する。

 作業開始から約1時間半後の午前9時15分に4基すべての設置が完了した。

 行方不明者の再捜索は29日から始まる予定。

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