認知症の疑いがあるかどうかを第三者が高い精度でチェックできるアプリが日本で初めて開発され、６日から公開される。

　このアプリは、家族や身近な人が対象者の年齢や性別を入力し、「同じものを何度も買ってくる」「お金の計算ができない」など７つの質問に答えると、認知症の疑いがあるかどうかを９３．９％の正確さで判定できるという。

　これは、東京・大田区の医師会の委託でＮＰＯ法人「オレンジアクト」が開発したもので、認知症の疑いがある人は地域の医療機関や地域包括センターに誘導し、疑いがない人には、認知症に備える取り組みを紹介する仕組みになっている。