新しい国立競技場の整備計画の策定に向け、遠藤オリンピック・パラリンピック担当相は６日、元オリンピック金メダリストの高橋尚子さんと意見交換を行った。

　遠藤担当相は６日、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんと意見交換した。この中で高橋さんは記録が出やすい競技場はアスリートにとって重要なポイントとなると提言した。

　高橋さん「２０２０年にタイム（記録）が出せれば、必ずそれは選手にも残るし広がるし、その後も選手が東京のグラウンドで大会をしたいと思うはず」

　さらに高橋さんはこれまでの国立競技場の計画で練習用に使うサブトラックが仮設で対応することになっている点にふれ、サブトラックの常設化を要望した。