川内原発“再稼働”前に…連日の抗議活動
国の新たな規制基準のもと、鹿児島県の川内原発1号機が11日にも全国で初めて再稼働するとみられる中、原発前では市民グループなどが連日、抗議活動を行っている。
厳戒態勢の中、川内原発のゲート前で行われた8日の抗議活動には、全国から集まった市民グループなど主催者発表で約100人が参加したほか、海外のメディアも取材に訪れた。8日の薩摩川内市の最高気温は34.9℃。厳しい暑さの中、参加者たちは横断幕や看板を掲げ、再稼働反対の意思を示した。
川内原発建設反対連絡協議会・城下義博さん「(十分な)避難計画と避難訓練がない中で、再稼働はあり得ない。住民は納得できない」
川内原発の周辺では9日も3000人規模の抗議集会やデモ行進が予定されている。
川内原発1号機は11日にも再稼働する見通し。