【中継】「最高レベル」の厳戒態勢の中 抗議団体と2時間にわたり衝突も
およそ2万人の警察官を配置し、最高レベルの厳戒態勢で警備が行われる中、日本武道館周辺では、国葬に反対する団体による抗議活動が行われ、警察官との衝突も起きるなど一時騒然となりました。
日本武道館の最寄り駅、東京メトロ・九段下駅は、国葬の会場まで距離はあるのですが、出口を出たすぐそばから防護柵が置かれ、参列者以外は中に入れないよう警備が敷かれています。
また九段下交差点では、国葬が始まる午後2時の少し前から国葬に反対する団体が歩道を埋め尽くし、激しい抗議活動を行い、警備にあたっていた警察官とおよそ2時間にわたって衝突を続け、現場は騒然としました。
会場周辺はもともとオフィス街で人が多い場所ですが、献花に訪れる人や抗議活動などで混乱しないよう警察官が立ち止まらないよう呼びかけ、通行の妨げにならないよう呼びかける様子もみられます。
一方、会場前の靖国通りが見渡せる場所に移動してみますと、車道の両端を覆うようにずらっと警備用の車が並んでいます。一番手前の車2台の運転席には常に警察官が座っているほか、前輪は道路中央に向いていて万が一、突入してくる車がいた場合に備えているということです。
警視庁は、警察官およそ2万人を配置するなどし、最高レベルの厳戒態勢で警備を続けています。