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福島第一「サブドレン計画」本格運用開始

2015年9月3日 11:56
福島第一「サブドレン計画」本格運用開始

 福島第一原発の汚染水対策の一つ、「サブドレン計画」の本格運用が、3日から始まった。

 「サブドレン計画」は、福島第一原発の建屋に流れ込む大量の地下水を汚染される前にくみ上げ、浄化して海に流すもので、汚染水の発生を抑える対策の一つ。東京電力は3日午前10時、20本の井戸から地下水のくみ上げを開始したと本格運用を発表した。

 この計画について県漁連などは了承しているが、福島・相馬市の漁業関係者は複雑な思いだ。

 漁業関係者「みんながどう思うのかってことを考えると微妙、複雑です。心境は」

 海への放水は、水を浄化して水質検査を行ってからになるため、おおむね2週間後とみられる。

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