五輪新エンブレム“幅広く国民から募集”へ
2020年東京オリンピック・パラリンピックの新しいエンブレム選考に向けた話し合いが21日に行われ、幅広く国民から募集していく方針などが確認された。
21日に行われたエンブレム選考に向けた準備会では、エンブレムの応募要項や選考委員の人選について話し合われた。応募要項については、応募しやすくするためエンブレムに求めることをキーワードとして提示することや、受賞歴のあるデザイナーに限らず、幅広く国民に募集することなどが確認された。
宮田亮平座長「多くの国民にわかりやすく応募してもらえるキーワードを作っていこうと議論した」
また、選考委員に関しては、デザイン界以外にスポーツ、経済、芸能などから、約20人の候補者が絞り込まれているが、その中に前回の選考に関わった人は含まれていないという。
準備会では、今月28日の組織委員会の理事会までに候補者リストとエンブレム選考基準のポイントをまとめることにしている。