国民医療費40兆円超え 過去最高を更新
2013年度の国民医療費が初めて40兆円を超え、7年連続で過去最高を更新した。
厚生労働省によると、2013年度の国民医療費は、前の年に比べて8493億円増加し、40兆610億円となった。人口一人あたりでは前の年に比べて7200円増加し、31万4700円だった。総額も、人口一人あたりでも、国民医療費は7年連続過去最高を更新した。
厚生労働省は国民医療費が増えた理由について、人口の高齢化と、医療が高度化して高価な機器や新薬による検査や治療が行われていることが反映されていると分析している。