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国交省「会社としての問題」データ改ざん

2015年10月29日 12:01
国交省「会社としての問題」データ改ざん

 北海道が発注した工事で旭化成建材が別の工事のデータを流用した事実が判明したことを受け、国土交通省は旭化成建材に対し、工事現場の体制などについて報告を求めた。

 国土交通省は28日夜、旭化成建材から北海道・釧路市でのデータ流用について連絡を受け、この建物に関する杭(くい)打ちデータの確認方法や、作業現場の管理体制などについて、速やかに報告をするよう求めた。

 横浜市のマンションとは別の担当者が行っていたことから、国交省は「個人ではなく会社としての問題であることを表している」「会社の管理体制に不信感を持たざるをえない」などとして厳しく追及していくとしている。