全国初 京都「ごみ屋敷」に行政代執行
京都市は、50代の男性が所有するいわゆる「ごみ屋敷」に対し、通路などに置かれている物を強制撤去する行政代執行に踏み切った。
京都市が行政代執行を行ったのは右京区にある木造2階建ての集合住宅の一室で、50代の男性が所有している。男性は、2階のベランダや所有する通路などに物をため込み、近隣住民の通行を妨げるなどしていたという。市は、今年7月から124回にわたり、支援や指導を繰り返してきたが改善されなかったため、ごみの強制撤去に踏み切った。
「そんなこと言われる筋合いないねえよ。家の中じゃん。持っていくなんて冗談じゃねえよ」-所有者の男性は今年9月、ごみではないと主張していた。
13日、話を聞いてみると。
所有者の男性「(Qごみがどんどん運ばれていますが?)しょうがないな、京都市がやるって言うなら」
「ごみ屋敷条例」に基づいて行政代執行を行うのは、全国で初めてだという。