爆発的噴火も…西之島の噴火から2年
小笠原諸島にある西之島は噴火が確認されてから20日で2年になる。今も火山活動が続く西之島の最新映像が公開された。
海上保安庁の航空機が西之島の映像を17日に撮影した。1時間に1、2回の頻度で大きな爆発音を伴う爆発的噴火が起き、空気の振動で機体が揺れるほどだったという。
また、噴石は火口から最長で1キロ離れた海上にまで届いたことが確認された。これは、以前より噴火の頻度が下がったことで、1回あたりの噴火の規模が大きくなったとみられている。
一方、島全体の面積は東京ドーム56個分にあたる約2.64平方キロメートルと、この2年で約12倍に拡大した。しかし、面積自体は前回調査よりわずかに減少していて、波による浸食の影響が大きくなっているという。