口永良部島の避難指示解除 帰島が本格化
今年5月に火山が噴火した鹿児島県・口永良部島の避難指示が解除され、避難していた住民が25日午後、島に帰る。
今年5月に爆発的噴火があった新岳は、25日も火口付近からは、うっすら水蒸気が上がっている。
新岳の活動が低下したことから、屋久島町は25日午前10時に口永良部島の避難指示を解除した。
避難指示の解除を受け、住民112人の帰島が本格化する。その生活を支える郵便局も、約7か月ぶりに再開された。ただ、火口から2.5キロは依然、警戒範囲のため、10世帯20人は元の生活ができない状態。住民たちを乗せた船は、午後2時半過ぎに口永良部島の港に着く予定。