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7か月間ぶり…口永良部島での学校生活再開

2016年1月8日 18:55
7か月間ぶり…口永良部島での学校生活再開

 鹿児島県口永良部島の爆発的噴火による7か月間の避難生活を終え、年末に島に戻ってきた子どもたちが8日、自分たちの学校で新学期をスタートさせた。

 口永良部島の金岳小中学校に、子どもたちの声が戻ってきた。約7か月ぶりの登校だ。避難している間の大雨で校舎内が土砂で埋まったこともあったが、すっかりきれいになっていた。

 去年5月で止まっていた行事予定表も書き換えられた。

 始業式では木尾良文校長が「噴火はいつ起きるか分かりません。自分の命は自分で守るということをしっかり理解し、行動してください」と述べた。

 式を終えた子どもたちは早速、掃除に取りかかり、7か月ぶりに始まる自分たちの学校での生活に胸を膨らませていた。