避難生活終え住民帰島 中学生「懐かしい」
鹿児島県の口永良部島では、今年5月の噴火以来7か月ぶりに避難指示が一部の地区を除いて解除になり、26日も住民たちが帰島した。
鹿児島県の口永良部島では、今年5月に新岳が爆発して以降、住民136人が避難生活を続けてきた。その後、新岳の活動が低下したことから、25日、避難指示が一部を除いて解除された。
26日は、屋久島での避難生活を終えた子どもたちが島に帰島した。自宅に戻ると、休む間もなく、荷物の整理に追われていた。女子中学生は「懐かしいなと思いました。まずは掃除をして、何よりも優先して、宿題とかもやっていきたい」と話した。
また、25日、避難指示の解除とともに帰島した住民は、久しぶりに自宅で一夜を過ごした。女性は「ぐっすり寝られた。向こう(避難先)とは全然違う」と話した。
一方、火口から2.5キロは依然、警戒範囲のため、10世帯20人は元の生活ができない。