東京消防庁 救急隊出動の約半分は“軽症”
東京消防庁管内で去年1年間に救急隊が出動した件数は約76万件だったが、このうち病院に搬送された人の約半数が入院を必要としない軽症だったことが分かった。
東京消防庁によると、去年1年間に救急隊が出動した件数は前年比2299件多い75万9853件(速報値)で、6年連続で過去最多を更新した。このうち救急隊が病院に搬送した人は67万3000人あまりで、75歳以上の人が全体の35%を占めたという。
また、搬送された人の約半数は入院を必要としない軽症だったということで、東京消防庁は、救急車を呼ぶか迷ったときには、救急相談センターのダイヤル「#7119」を利用するよう呼びかけている。