台湾地震で建物倒壊 構造に問題との指摘も
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台湾南部で6日朝、マグニチュード6.4の強い地震があり、ビルの倒壊が相次いだことについて、東京大学地震研究所の纐纈一起教授は、建物の構造などに問題があったのではないかと指摘している。
東京大学地震研究所の纐纈一起教授によると、台湾ではプレートの沈み込みによって地表の浅い所にひずみがたまりやすく、規模の大きな地震が繰り返し起きていることから、地震への備えが進んでいるという。
しかし、この地震の規模でビルの倒壊が相次いだのは異常な事態とした上で、建築方法や建物の構造などに何らかの問題があったのではと指摘している。