福島・飯舘村の「までい着」販売会 千葉
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原発事故からまもなく5年。全村避難が続く福島県飯舘村の村民が作ったふるさとの服「までい着」の販売会が、千葉県で行われている。
「までい着」とは、「心を込めて」という意味の方言がついた作務衣(さむえ)に似た服で、飯舘村では普段着として愛されている。5日の販売会に出品された「までい着」は、今も仮設住宅で暮らす村民たちが、全国から寄せられた着物を使って手作りしたもの。会場は多くの買い物客で賑(にぎ)わった。
購入者「何もお手伝いできないので、これくらいなら私にもできるかなと」
飯舘村から福島市に避難した武藤とも子さん「下を向かないで上を向いた方がいいということで、みんな頑張ってやっています」
この販売会は西武船橋店で6日まで行われる。