コンビニアルバイト 未払い賃金を支払いへ
コンビニエンスストアでアルバイトをする高校生が、未払いの賃金の支払いを求めて会社側と交渉した結果、未払い分が支払われることになったと、支援した労働組合が発表した。
ブラックバイトユニオンによると、埼玉県に住む高校3年の男子生徒は、コンビニでのアルバイトで、勤務時間の前にトイレ掃除などをしても、店には、15分未満の勤務は切り捨てる仕組みがあったため1年分で約2万6000円の賃金が支払われていなかった。
過去には、労働基準監督署が1分単位で賃金を計算するよう企業に改善を求めているという。そのため、この生徒が会社側と交渉をし、今後は、1分単位で賃金を換算すること、全従業員約70人に過去2年分の未払い賃金を支払うことになったという。
ブラックバイトユニオンは、コンビニ業界には似たような仕組みがあるとして注意を呼び掛けている。