支援へ感謝…福島の高校生ら英国で日本舞踊
東日本大震災から5年を迎えるのを前に福島の高校生らが9日、イギリスを訪れ、これまで受けた支援への感謝の気持ちを伝えようと日本舞踊を披露した。
ロンドンを訪れたのは、福島で日本舞踊を習っている高校生と小学生の6人。世界中から受けた支援への感謝の気持ちと、自分たちが震災に負けず復興に向けて歩んでいる姿を見てもらおうと、日本舞踊を披露した。
ロンドンの小学校の児童「(福島を)より身近に感じた。テレビで見たときはどんな人たちか分からなかったけど、それが分かったし、楽しかった」
福島里の子会・木村梨紗さん「感謝の気持ちを踊りで伝えられたらいいなと思っていたので、その気持ちを手、目、表情ですべて表せたと思う」
福島里の子会・沼崎なな香さん「世界中を私の踊りでまわりたい。その夢があるので、今日のことも将来につながるいい経験ができた」
高校生らは約1週間イギリスに滞在し、震災関連の行事などで踊りを披露することにしている。