福島・楢葉町 子どもたちがサケの稚魚放流
福島第一原発事故の避難指示が去年9月に解除された福島県楢葉町では、震災後に再建したふ化施設で育てたサケの稚魚が川に放流された。
サケの稚魚が放流されたのは去年9月に福島第一原発事故に伴う避難指示が解除された楢葉町の木戸川。
去年の秋に放射性物質検査で安全が確認された川に遡上(そじょう)したサケから卵を採取。その卵を、再建した漁協の施設で5年ぶりにふ化させて稚魚を育てたもので、地元の子どもたちが約5000匹を川に放った。
放流された稚魚は約4年をかけて生まれ育った川に戻ってくるという。