汚染水対策「凍土遮水壁」凍結作業を開始
東京電力は福島第一原発の汚染水対策のひとつ、「凍土遮水壁」の凍結作業を31日から始めた。
「凍土遮水壁」は、土壌の水分を凍らせて建屋の周りに壁をつくり、溶け落ちた燃料に地下水が触れて汚染水が増えるのを防ぐもので、30日、原子力規制委員会は東京電力の計画を了承した。
全長約1.5キロのうち、まず海側の全面と山側の一部を凍結させ、その後、段階的に残りを凍らせる計画で、凍結作業は午前中から始まった。東京電力では効果は早ければ1か月半ほどで見え始めるとしている。