40年ぶり 野生下のトキからヒナが誕生
環境省はいずれも野生下で生まれたトキのペアに、40年ぶりにヒナが誕生したと発表した。
この映像は21日午後、新潟・佐渡市で撮影されたもので、枝などが敷き詰められた巣の上で、親のトキが生まれたばかりのヒナにエサをやっている様子。
環境省は、新潟県佐渡市でいずれも野生下で生まれた国の特別天然記念物トキのペアにヒナが誕生したと発表した。人工的に育てた後、屋外に放たれたトキから生まれたヒナはいたが、自然界で生まれたトキのペアからヒナが誕生したのは1976年以来、40年ぶり。
ヒナは35日ほどこの巣で過ごした後、巣立ちするという。