熊本の避難所で約10人がおう吐 食中毒か
6日午後、熊本地震の避難所となっている熊本市中央区の小学校で10人程度がおう吐などの症状を訴え病院に搬送された。重症者はいないという。
熊本市の保健所などによると、6日午後3時半ごろ、熊本城に近い熊本市中央区の城東小学校で、小学生や中学生を含む10人程度がおう吐や下痢の症状を訴えていると消防に通報があった。
熊本市消防局から救急車などが出動し、これまでに10人が病院に搬送されている。重症者はいないという。熊本市によると城東小学校では約60人が避難生活をしていたということで、原因など詳しいことは分かっていない。熊本市保健所では集団食中毒の疑いもあるとみて調べている。
病院に搬送された子どもの父親は、お昼にはおにぎりと野菜炒め、リンゴなどを食べたと話しているという。