熊本地震「り災証明」2次調査開始 益城町
熊本地震では住宅被害を市町村が調べ、さまざまな支援の基準となる「り災証明書」の被害判定をめぐり、被災者からの不満が相次いでいる。これを受け、熊本県益城町で6日から建物の2次調査が始まった。
益城町では6日午前10時から職員が3班に分かれて、申請があった住宅の2次調査に回っている。先月、国から「建物だけではなく宅地の被害についても総合的に判断する」という通知を受けたこともあり、住宅の周囲の亀裂や傾きなども確認を行った。
益城町は、1次調査と2次調査の結果では被害判定のより重い方を採用するという。