×

東京五輪に向け…ユニバーサルデザイン化へ

2016年7月19日 20:25

 4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、交通機関や共用施設などを誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン化」する検討会が開かれ、具体策の中間取りまとめが行われた。

 具体策としては、商業施設などで緊急時に聴覚障害者が対応できるよう、文字で必要な情報を流すなど建築物の設計基準を変えることや、多くの人が利用できるように車いすの利用者用と、子供のおむつ換え用のトイレを分けることなどがまとまった。

 また、2020年の利用開始を目指し、新宿駅で行われているエレベーター設置の工事に対して補助金などの支援を続けていくことなどもまとまった。

 検討会は今後、これらの具体策について、鉄道事業者などと協議を進めていく方針。