「つむじ風」発生 高校野球で試合中断
夏の高校野球熊本大会で「つむじ風」が発生し、試合が中断する事態になった。
熊本市中央区の藤崎台県営野球場で行われた夏の高校野球熊本県大会で、22日午後2時ごろ、突然、風が発生し、砂が巻き上げられた。その威力は徐々に増し、しゃがみ込む選手の姿も見られた。これは「つむじ風」とも言われる塵旋風で、マウンド付近から三塁方向へと進んでいく。
強い日差しで地面付近の空気があたためられ、上昇気流が発生し、その時に横風が吹いて渦をまいたと考えられる。試合は約2分間中断したが、けが人はいないという。