8日短い夏休み…益城町の小学校で始業式
熊本地震の影響で、今年の夏休みは例年より大幅に短い25日間だった。熊本・益城町の小学校で、22日、例年より8日早く2学期の始業式が行われた。
「おはようございます!」
元気なあいさつをしながら登校してきたのは、熊本・益城町の広安西小学校の子どもたち。益城町では例年より8日早く2学期が始まった。
広安西小学校は、今月18日まで体育館が避難所となっていた。そのため、全校児童が一堂に集まったのは、今年度初めて。井手文雄校長は、子どもたちにある言葉を用意していた。
その言葉は、「復幸」
井手文雄校長「線路を直す(復旧)のは大人の仕事、専門の工事の人の仕事かもしれません。幸せを取り戻したり、幸せを大きく広げていくのは、君たち一人ひとりにもできる、大事な役目だと思います」
始業式の後、教室に戻った子どもたちは、25日間の夏休みを振り返った。
「大阪に行って2泊3日してきた」「勉強会」
短い夏休みの中、たくさんの思い出を胸に迎えた2学期。
新学期の目標を聞いてみると、「みんなと仲良く過ごしたいです」「算数の勉強を頑張ります」「漢字の…漢字を覚えたい」「先生に怒られるのを少なくする!」と、色々な答えが元気に返ってきた。