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一票の格差 7月の参院選は合憲~福岡高裁

2016年10月20日 16:30

 「一票の格差」が最大3.08倍だった今年7月の参議院選挙について、福岡高裁那覇支部は、合憲だったとする判決を言い渡した。

 20日午後、福岡高裁那覇支部で言い渡された判決で、多見谷裁判長は、「昨年の公職選挙法改正後の選挙制度の仕組みは、国会の裁量権の行使として、合理性がないとはいえない」とした上で、「投票価値の不均衡が、違憲の問題が生じる程度の著しい不平等状態にあったとはいえない」として、選挙は合憲だったとした。

 この裁判では沖縄県内の弁護士が、7月の参院選は憲法違反だとして無効を求めていた。