鳥取で震度6弱 地震発生後、初めての雨
鳥取県中部で起きた地震から3日目を迎えた。震度6弱を観測した倉吉市では23日、地震発生後、初めての雨となっている。倉吉市の市役所前から中継で伝える。
地震による住宅の被害は321軒に上り、被災地は23日朝も屋根にブルーシートを張る人の姿がみられた。湯梨浜町では22日、屋根を修理していた80代の男性が転落し重傷を負った。人手が不足し、被災者自らが屋根にのぼらざるを得ないのが現状。
一方、北栄町のグラウンドには被災して出たゴミの集積所が設けられた。
県内では依然1600人近くが避難していて、被災者の方々の疲労の色が次第に濃くなってきている印象。被災地ではボランティアの募集も始まった。
鳥取県中部では23日昼過ぎまで雨が降る見込みとなっていて、壊れた家への影響が心配される。